美顔器でニキビが治せる!?ニキビ跡やクレーターに効果的な美顔器の使い方

こんにちは、美顔器の読みもの編集部です。

ニキビや肌荒れに悩んでいる方は、化粧品選びやサプリメントなどで改善を試みる方が多いですが、それでも改善されない場合にエステサロンや皮膚科でのケアが頭に浮かびますよね。

でも実際にエステサロンや皮膚科に行くとなると腰が重くなりがち・・・

そこで登場するのが家庭用の美顔器ですが、美顔器のアンチエイジング効果や美肌効果の中にはニキビや肌荒れを改善する効果も含まれています。

なかなか消えないニキビ痕にも効果があるとも言われているので、しつこいニキビにお悩みの方は是非この記事を参考にしてみてください。

にきびの種類によって美顔器を選ぶ

ニキビにも様々な種類があり、それぞれの種類に適した美顔器の機能があります。

手早く改善するために、ニキビのタイプ別の対策法(機能)を解説していきます。

赤みのあるニキビ(超音波)

赤ニキビ

https://sites.google.com/site/nikibihadakaizendatabase/akanikibinaoshikata

赤みのあるニキビには2種類あります。

1つ目はニキビの炎症自体は収まっていて、炎症を収めるための血液が滞ってしまって赤く見えるもの。

2つ目は炎症自体が悪化してしまい、肌の奥で血管が損傷し、血液が細胞に流れて赤く見えてしまっているもの。

赤ニキビの多くは1つ目のケースで、こちらの場合は美顔器による改善が可能です。

赤みのあるニキビに対しては、美顔器の超音波機能が最も効果的であると言われており、超音波によってターンオーバーの促進を図る事で、血液が滞ってしまっている肌の層を代謝して排出し、赤みのある肌の層からキレイな肌の層への生まれ変わりを促します。

美顔器の超音波は音による振動を用いるものですが、肌への負担も少なく、赤みを悪化させる心配もありません。

色素沈着によるニキビ跡(超音波、イオン導入)

肌の色素沈着の原因となるのはメラニンですが、メラニンは日焼けなどの紫外線ダメージだけでなく、ニキビが出来た際に肌を守る役割でも生成されてしまいます。

メラニンは肌を守る役割を終えるとターンオーバーによって排出されますが、年齢や生活リズムの乱れが原因でターンオーバーが遅くなってしまっている場合、メラニンが排出されずに色素沈着となって残ってしまいます。

こういったニキビ跡には、ターンオーバーを高めてくれる超音波機能、そして美容成分を肌の真皮層に届ける事により、体内で生成されるコラーゲンやヒアルロン酸の生成量を促進し、結果としてターンオーバーの促進に繋がるイオン導入が有効です。

ニキビをつぶして出来てしまったクレーター(レーザー)

ニキビがあると何だかもどかしくて、つい潰してしまいがちですよね。

ニキビを潰してクレーターになってしまうと、肌の組織自体が活動しない状態になってしまいます。

こういった場合はイオン導入や超音波によるターンオーバー促進だけでは改善が追いつかず、レーザーによって肌自体の再生力を高めてあげる必要があるんですね。

”レーザー”というと、「痛そう」とか「ダウンタイムが長そう」とか不安になる方も多いとは思いますが、自宅用美顔器のレーザー機能は医療用レーザーよりも出力が弱く、痛みやダウンタイムの心配はほぼいらないと言っても良いレベルのものとなっているので、安心してセルフケアに望む事が可能です。

しかし出力が弱いということはニキビ跡に対しての効果も控えめになります。

ニキビに効果的な美顔器の機能

家庭用の美顔器とはいっても、現在では多種多様な製品が販売されており、複数の機能が複合されているものも多くあります。

そこで、どういった機能がどういうニキビに効果的なのかについて解説しましょう。

イオン導入・導出美顔器

角質層と顆粒層のバリア

人間の皮膚には外からの刺激から肌を守るための”バリア効果”というものがあります。

バリア効果が働いていると、美容成分をたくさん含んでいる美容液を肌に塗っても思うように肌に浸透していきません。

イオン導入・導出は、微弱な電流によってバリア効果を一時的に弱め、電流によって肌に有効な美容成分を浸透(導入)させ、肌に不必要な成分を吸着するように排出(導出)するというものです。

導入する成分として代表的な成分が”ビタミンC誘導体”ですが、ビタミンC誘導体にはターンオーバーの促進効果があり、ニキビの改善、ニキビ跡の改善に高い効果を発揮します。

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イオン導出に関しては、ニキビの原因となる毛穴詰まりを引き起こす角質汚れ、ファンデーションなどの化粧汚れを吸着してニキビ予防に効果的であると言えます。

イオン導入・導出を合わせて行う事により、肌をキレイに整え、肌に有効な美容成分を浸透させる事が可能となりますので、ニキビだけではなく美肌作りに繋がるというわけです。

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超音波美顔器

超音波美顔器は、音の振動(高周波)によって肌に働きかけるもので、肌の表面の汚れを浮かせる効果や血行促進効果が望めます。

ニキビの原因は毛穴詰まりですので、振動で汚れを浮かせる事でニキビ予防に繋がります。

また、血行促進効果については肌の新陳代謝であるターンオーバーに直結するものですので、ターンオーバーが促進される事で、すでに出来てしまっているニキビやニキビ跡の改善にも効果があります。

肌に振動を与えるといっても刺激は少なく、主に肌の内部に働きかける機能ですので、肌の内部の筋肉などにも振動が伝わり、むくみの解消やリフトアップ効果も同時に望めるのが特徴です。

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レーザー美顔器

レーザー美顔器は、レーザーによって意図的に肌に小さな傷を付け、その傷を修復するために肌が活性化されるというものです。

”小さな傷”といっても目に見えないレベルの傷ですので、視覚上は全く気になりません。

肌に傷が付くと肌が持つ自然治癒力が働くので、イオン導入や超音波以上にターンオーバーが活性化され、クレーターのようになってしまったニキビ跡にまで効果を発揮します。

医療用のレーザー機器ですと、照射後は1~2週間程度のダウンタイムが発生し、施術中も刺激を感じたりしますが、家庭用美顔器のレーザー機能は出力が弱いため、ダウンタイムもほとんど無く、刺激も無いと言われています。

もちろん出力が弱いため医療用レーザーほどの即効性は望めず、ある程度継続的に使用し続ける必要はありますが、ダウンタイムが無いというのは大きなメリットとも言えますね。

LED

LED美顔器もレーザーと同じ光治療に分類されますが、高出力の光で肌に傷を付け、肌の再生を促すレーザーとは違い、光そのものが持つ力によって肌に効果をもたらすものです。

美顔器によって使用するLEDの色は異なりますので、ここでは色別に効果を解説していきます。

赤色LED

最も美顔器に採用されているLEDの色で、コラーゲンの生成の促進、血行促進などの効果を持ちます。

コラーゲン生成や血行が促進されることによって、肌のターンオーバーが促進されますので、出来てしまっているニキビ、ニキビ跡にも効果を発揮します。

また、赤色LEDには肌の炎症を抑える働きもあり、出来てしまっているニキビの鎮静化も望めます。

青色LED

”ニキビ治療”に着目した時に最も用いられるLEDが青色LEDです。

青色LEDにはニキビの原因菌であるアクネ菌の殺菌作用があり、皮脂の過剰分泌を抑制してくれる働きもあります。

そのため、ニキビを出来づらくする効果、出来てしまっているニキビの悪化を抑制する効果などが望めます。

黄色LED

黄色LEDには主に細胞の修復効果、ターンオーバーを正常化する効果があると言われています。

ターンオーバーによる肌の生まれ変わりは、ニキビ跡やニキビによって色素沈着してしまっている肌の層を排出しますので、継続的に黄色LEDを照射する事でニキビ跡の無いキレイな肌を作る事が出来るというわけですね。

緑色LED

色素沈着に対して特化した効果を持つのが緑色LEDです。

緑色LEDにはメラニンの生成を抑制する働きがあるため、ニキビや肌荒れなどによってメラニンが作られてしまう事を防ぎます。

同様にすでに沈着してしまっているメラニンにも効果があり、ニキビ跡だけでなく、シミやくすみなどにも効果があると言われています。

白色LED

LEDの中で最も光の力が強いため、肌の奥まで届く事が出来る白色LEDは、肌の真皮にある組織に作用し、体内での美容成分の生成を促し、細胞自体を活性化させる効果を持ちます。

肌の細胞が活性化されることによってターンオーバーも促されますので、出来てしまっているニキビやニキビ跡にも効果を発揮するわけですね。

肌組織自体の活性化は、ニキビだけでなく、しわ・たるみなどの解消にも効果を発揮し、白色LEDはアンチエイジング効果の高いLEDであると言えます。

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ニキビ跡にイオン導入するならこの成分!

イオン導入の構造や効果などについては前述しましたが、イオン導入する際に有効な成分についても解説しておきましょう。

ビタミンC誘導体

イオン導入の解説でも触れましたが、最も手軽で効果が高いとされているのがビタミンC誘導体ですね。

ビタミンC誘導体は、そのまま肌に塗布しても効果を発揮しないビタミンCを誘導体化し、肌の内部で誘導体の部分が酵素で分解され、肌の内部でビタミンCの成分が発揮されるというものです。

ビタミンCの効果には、肌の炎症の原因となる活性酸素の除去、ターンオーバーの促進、メラニンの生成の抑制や色素沈着の抑制など、ニキビに対しての効果が非常に高いです。

しかし、ビタミンC誘導体には水溶性・脂溶性などの種類があり、肌質によっては刺激になってしまう可能性もありますので、美容液を選ぶ際にご自身の肌と相談して決める必要があります。

ビタミンCとイオン導入イオン導入で使えるビタミンC誘導体3選と使用方法を紹介

トラネキサム酸

肝斑やシミなどに効果的な成分として有名なトラネキサム酸ですが、同様に色素沈着によるニキビ跡にも効果を発揮します。

トラネキサム酸には、メラニンが生成されるのを抑制する働き、ニキビや肌荒れなどの炎症を抑える働きなどがあり、ニキビ跡やシミなどの改善・予防に効果的です。

肌の赤みなどに悩まされている人にとっても有効な成分で、ビタミンC誘導体と併せて導入すると事で、より高い効果を発揮すると言われています。

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グリチルリチン酸ジカリウム

”グリチルリチン酸ジカリウム”という文字だけ見ると、いかにも化学的な成分だと思われがちですが、漢方の1つである甘草(カンゾウ)から抽出されたグリチルリチンが元になっている成分なんですね。

高い消炎作用・抗炎症作用を持つため、ニキビ跡の赤みを抑える効果があり、ニキビ跡が気にならなくなります。

従来はアトピー性皮膚炎などの改善に使用される成分ですので、その効果の高さは折り紙付きといったところでしょうか。

ニキビ跡に最も効果のある美顔器の使い方(イオン導入+ビタミンC誘導体)

前述もしましたが、ニキビやニキビ跡に対して最も手軽で最も効果的であるとされる方法は、”ビタミンC誘導体を美顔器でイオン導入する”という事です。

しかし、こちらの方法にも注意点があり、”ビタミンC誘導体高配合”という美容液は数多く存在しますが、イオン導入に使用する場合は”無添加”のものを選ぶ必要があります。

添加物が含まれている美容液の場合、添加物の成分まで肌の奥に浸透させてしまい、結果的に逆効果になってしまうリスクがあるんですね。

そのため、”イオン導入に使う美容液は無添加”というのを念頭に置いて美容液を選んで下さい。

そしてビタミンC誘導体のところでも少し触れましたが、ビタミンC誘導体には種類があります。

大きく分けると、従来から存在する水溶性・脂溶性のビタミンC誘導体と、その進化型とされるAPPS・APISと呼ばれるビタミンC誘導体があります。

簡単に説明しますと、水溶性は脂性肌向き、油溶性は乾燥肌・敏感肌向き、APPSとAPISは肌質を選ばず使用できるというもので、APISに関しては現状最も扱いやすいビタミンC誘導体と言われていますが、製品への使用はほとんどありません。

まとめますと、”肌質に合ったビタミンC誘導体が高配合されている無添加の美容液”を美顔器でイオン導入してあげることが、ニキビ跡のお悩み改善の近道であると言えるでしょう。

美顔器のイオン導入でおすすめなビタミンC誘導体化粧水は、以下の記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。

ビタミンCとイオン導入イオン導入で使えるビタミンC誘導体3選と使用方法を紹介

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